freee会計の使い方・評判【2026年版】元青色申告会職員が正直解説

会計ソフト比較

最終更新日:2026年6月4日

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この記事を書いた人: 元青色申告会職員として17年間、年間500人以上の個人事業主・フリーランスの確定申告を現場で直接サポートしてきました。記帳指導・会計ソフト指導・労働保険事務・損害保険・生命保険業務を担当。

「freeeって本当に使いやすいの?」「自分みたいな初心者でも確定申告まで完結できる?」

会計ソフトを検討するフリーランスの方から、毎年この質問を受けます。広告では「簡単」「No.1」と書いてある。でも実際に使ってみたら挫折した——という話も聞く。何が本当なのか。

元青色申告会職員として17年間、年間500人以上の個人事業主の確定申告を現場でサポートしてきた立場から、freeeが合う人・合わない人を正直に解説します。

この記事のポイント

  • freeeは簿記ゼロ・スマホ派・開業したての方に最も向いている
  • スターター:年払い11,760円(月払い1,780円)。30日間全機能無料で試せる
  • スターターはレシート撮影が月5枚まで制限あり。経費が多い方はスタンダードを検討
  • インボイス・電子帳簿保存法には全プランで対応済み

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freee会計の料金プラン【2026年最新版】

まず料金を整理します。2026年5月時点の公式価格です(税抜)。

プラン 月払い 年払い(月換算) こんな人向け
スターター 1,780円/月 11,760円/年(980円/月) 確定申告だけできればいい
スタンダード 2,980円/月 23,760円/年(1,980円/月) 消費税申告・経費が多い方
プレミアム 年払いのみ 39,800円/年 電話サポート・税務調査対応まで
入力おまかせ 年払いのみ 49,800円/年 記帳代行を丸投げしたい方
⚠️ スタータープランの注意点
スターターはレシート撮影が月5枚までの制限があります。外出先での現金経費が多い方(月5件超)は、スタンダード(年23,760円)を選ぶのが現実的です。

年払いなら月払いより最大45%割引になります。「まず試してから」なら30日間無料トライアルから始め、合うと感じたら年払いに移行するのがコスパ的に最善です。


freeeが「合わない」と感じる本当の原因

freeeは「会計を知らない人専用」に設計されています。それが強みであり、特定の人には弱みになります。

原因① 仕訳入力の方式が独特

一般的な会計ソフトは「借方・貸方」で入力しますが、freeeは「取引の内容を質問に答えて入力する」方式です。簿記経験者には逆に操作しにくく感じることがあります。一方、簿記を知らない人には圧倒的に使いやすい。

原因② 口座連携数がマネーフォワードより少ない

freeeの対応金融機関は約1,000以上。マネーフォワードの2,500以上と比べると少なく、使っている銀行・証券口座によっては連携できない場合があります。メガバンク・主要ネット銀行は基本的に対応済みですが、地銀・信金は事前に確認が必要です。

原因③ スタンダード以上を選ぶと他社より割高になる

スターター(年11,760円)はマネーフォワードのパーソナルミニ(年10,800円)と同水準ですが、スタンダード(年23,760円)はマネーフォワードのパーソナル(年15,360円)より8,000円以上高くなります。消費税申告が必要な方は、コスパの面でマネーフォワードに分があります。→ 3社の詳しい比較はこちら


それでもfreeeを選ぶべき人の条件

「使いやすさ」だけで選ぶなら、freeeは今も業界トップクラスです。

売上350万円のフリーランスライターの例を紹介します。会計知識ゼロ、口座は1つ、クレジットカード1枚。月の取引件数は10件程度。freeeを導入したところ、最初の設定から1週間後には帳簿が完成しており、初めての確定申告も当日3時間で終わりました。「スマホのレシート撮影で経費入力がほぼ完結した」というのが一番の驚きだったとのことです。

こんな方にfreeeが向いています:

  • 簿記・会計の知識が全くない
  • スマホでレシート撮影して経費管理したい
  • 開業したばかりで、まず確定申告を乗り越えたい
  • freeeの開業届サービス(開業freee)から一気通貫で使いたい
機能 評価 コメント
初心者向けガイド入力 業界No.1レベルの使いやすさ
スマホアプリ(レシート撮影) AI読み取り精度が高い。その場で撮って終わり
e-Tax連携・電子申告 申告書作成〜送信まで一気通貫
口座連携数 1,000以上(MFより少ない)
料金コスパ(中間プラン) スタンダードはMFより割高
インボイス・電帳法対応 全プランで追加料金なし
開業サポート 開業freeeで届出から一気通貫

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インボイス・電子帳簿保存法への対応

2026年現在、会計ソフトに求められる最低ラインは「インボイス対応」と「電子帳簿保存法対応」の2つです。freeeはどちらも全プランで対応済みです。

インボイス(適格請求書)対応

freeeはインボイスの発行・保存・消費税申告に全プランで対応しています。マネーフォワードのパーソナルミニでは消費税申告ができないのとは異なり、freeeのスターターでもインボイス登録事業者として申告が完結します。

電子帳簿保存法対応

2024年から義務化された電子取引データの保存にも全プランで対応。スマホアプリでレシートを撮影すると自動でタイムスタンプが付与され、紙の領収書を後で捨てることができます。「優良電子帳簿」にも対応しており、過少申告加算税の軽減(5%→0%)を受けられます。


freeeを最大限に活用する5ステップ

最初の設定さえ終われば、あとは「確認するだけ」の作業になります。

1
30日間無料トライアルに登録する
クレジットカード登録不要。全機能が30日間無料。まず触って「使いやすい」と感じたら継続する。
2
開業届・青色申告承認申請書を作成する(未提出の場合)
freeeには「開業freee」という無料ツールがあり、質問に答えるだけで届出書類を作成できます。e-Taxでそのまま電子送信も可能。
3
銀行口座・クレジットカードを連携する
対応金融機関から自分の銀行・カードを追加。完了すると毎日明細が自動取り込みされます。
4
スマホアプリで現金経費をレシート撮影する
以後、現金で支払った経費はその場で撮影。AIが金額・日付・勘定科目を自動で読み取ります。
5
確定申告書を作成・e-Tax送信する
2〜3月に青色申告決算書・申告書を自動生成し、e-Taxで電子送信。65万円控除を受けるための複式簿記帳簿は、freeeが自動で完成させてくれます。

まとめ

  • freeeは簿記知識ゼロ・スマホ重視・開業したての方に最適
  • スターターは年11,760円(月払いなら1,780円)。レシート月5枚の制限に注意
  • インボイス・電子帳簿保存法は全プランで追加料金なし対応済み
  • コスパを重視するなら、マネーフォワードのパーソナルプランも比較検討する価値あり
  • どちらも無料で試せるので、まず両方登録して操作感で決めるのが最速

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※本記事の情報は2026年5月時点のものです。最新の料金・機能はfreee公式サイトでご確認ください。

確定申告のその先へ:事務作業をAIでラクにする

元青色申告会職員(17年)の運営者が、エンジニアでなくてもできるAI活用術をnoteで連載しています。
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