青色申告と白色申告の違い|どちらを選ぶべき?

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「青色申告と白色申告、どっちにすればいいの?」

フリーランスになったばかりの方から、この質問を受けない日はないほどです。調べると「青色申告のほうがお得」と書いてある記事ばかり。でも「複式簿記が必要」と聞くと途端に不安になって、結局「白色申告のほうが楽かな…」と考えてしまう。

「白色申告のほうが楽」は本当でしょうか

白色申告を選ぶことで、年間10〜20万円を毎年捨てているかもしれません。

青色申告会で10年以上相談を受けてきた経験から言うと、白色申告を選ぶ理由のほとんどは「複式簿記が難しそう」という思い込みです。2025年現在、会計ソフトを使えば複式簿記は自動生成されます。難しさの根拠は、もうほとんど消えています。


「どちらでもいい」は大きな誤解です

申告方法の選択は、年収が上がるほど影響が大きくなります。

白色申告と青色申告の本質的な違いは「国があなたに与えてくれる節税枠の大きさ」です。白色申告にはその枠がありません。青色申告には最大65万円の特別控除という、国が認めた節税手段があります。

誤解① 白色申告は簡単だから税金が少ない

「簡単」と「節税」は別の話です。白色申告は記帳が簡単なだけで、税金は青色申告より多くなります。例えば年収400万円(経費100万円)のフリーランスが青色申告(65万控除)を選んだ場合、所得税+住民税の合計で年間約10〜13万円の節税が見込めます(所得控除・税率により変動)。

誤解② 青色申告は毎年届出が必要

最初に一度「青色申告承認申請書」を税務署に出せば、廃業するまで有効です。毎年の届出は不要です。

誤解③ 青色申告は複式簿記が難しい

freee・マネーフォワード・やよいなどの会計ソフトを使えば、収入・支出を入力するだけで複式簿記の帳簿が自動生成されます。「借方・貸方」を意識する必要はありません。


青色申告を選ぶべき3つの決定的な理由

節税は「知っている人だけが使える合法的な権利」です。知らないと損します。

理由① 最大65万円の特別控除(e-Tax利用時)

2025年分(令和7年分)の青色申告特別控除は、e-Taxで電子申告した場合に最大65万円です(紙申告・簡易簿記の場合は10万円)。この控除は所得から直接差し引かれるため、税率20%の方なら13万円、住民税(10%)と合わせると最大約19.5万円の節税効果があります。会計ソフト代(年2〜3万円)を差し引いても、明らかにプラスです。

理由② 赤字を3年間繰り越せる

開業初年度は設備投資などで赤字になるケースが多いです。青色申告なら、その赤字を翌年・翌々年・3年後の黒字と相殺できます(純損失の繰越控除)。白色申告ではこの制度が使えません。

理由③ 30万円未満の備品を一括経費にできる

パソコン・カメラ・机など30万円未満の備品を購入した年に全額経費にできます(少額減価償却資産の特例・青色申告限定)。白色申告は10万円未満のみ。例えば25万円のノートPCを購入した場合、青色なら全額その年の経費、白色なら数年に分けて減価償却する必要があります。


青色申告に切り替える解決策と会計ソフトの使い方

「今年から切り替えたい」は、行動さえ起こせば今月中に完了します。

まだ白色申告の方、あるいは開業届を出していない方も、今からでも遅くはありません。手順はシンプルです。

青色申告で65万円控除を受けるための複式簿記は、以下の会計ソフトで自動化できます。

ソフト 月額(年払い) おすすめポイント
freee会計 1,480円〜 質問形式で簿記ゼロでも入力できる
マネーフォワードクラウド 1,280円〜 口座連携で記帳をほぼ自動化
やよいの青色申告 初年度無料 老舗の信頼感・電話サポートあり

各ソフトの詳しい比較はfreee vs マネーフォワード徹底比較もご参照ください。


今日からできる青色申告への切り替え手順

手続きは最短15分。迷っている時間のほうがもったいないです。

STEP 1:開業届を確認する

まだ開業届を提出していない方は、先に提出が必要です。開業届の書き方ガイドを参考にしてください。

STEP 2:青色申告承認申請書を税務署に提出する

開業日から2ヶ月以内、または確定申告をしたい年の3月15日までに提出します。e-Taxまたは郵送・窓口持参で提出できます。freee開業ツール(無料)を使うと申請書の作成が質問形式で完了します。

STEP 3:会計ソフトを導入して口座連携する

無料トライアルで始めて、口座・カードの連携設定を完了します。

STEP 4:e-Taxの準備をする

マイナンバーカードとスマートフォン(またはICカードリーダー)で電子申告の準備をします。65万円控除にはe-Tax申告が必要です(紙申告では55万円控除)。


まとめ

  • フリーランス・個人事業主は迷わず青色申告を選択する
  • 65万円の特別控除で年間約10〜20万円の節税が見込める(※所得・税率による)
  • 会計ソフトを使えば複式簿記は自動化でき、難しくない

青色申告を今すぐ始める

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  • 📙 やよいの青色申告オンライン(初年度無料):サポート重視の方に

※料金・機能は各公式サイトでご確認ください。

※本記事の税制情報は2025年分(令和7年分)時点のものです。控除額・制度は変更される場合があります。最新情報は国税庁ウェブサイトでご確認ください。

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